メニュー

最近買った(貰った)本の紹介

 本って読んだ後の感想も大事だけど、どんな本を買っているかってそのとき自分が何を考えていたのかの指標になりません?ということで、最近買った本をピックアップして軽くメモを書いてみました。

親子で学ぶ音楽図鑑:基礎からわかるビジュアルガイド 単行本 – キャロル・ヴォーダマン (著), 山崎 正浩 (翻訳)

https://amzn.asia/d/9RVUBh2

 ビジュアルガイドとあるとおり、図がめちゃくちゃ分かりやすかったので購入。

グッズ製作ガイドBOOK ver.2 – グラフィック社編集部 編

https://amzn.asia/d/itq5QSg

 温泉マークのグッズ展開を考えたくて参考に買ったやつ。ひと通りざっと読んだところ、しおり、手ぬぐい、ゴム風船など、なかなか使えそうで思いつかなかった品が掲載されており参考になった。

現代思想2024年2月号 特集=パレスチナから問う ―100年の暴力を考える―

https://amzn.asia/d/dWsWhuY

 現在起こっているパレスチナの地を標的としたイスラエルによる虐殺に対して、どのようなことが言えるのか色んな人の語りを知りたくて購入。とりあえずイラン・パペの論考だけ読んだ。

昭和ブギウギ: 笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲 ^輪島裕介

https://amzn.asia/d/8LmaLtF

 朝ドラの「ブギウギ」を楽しく見ていることにくわえ、著者の輪島裕介が自分が今いちばん気になっている阿部万里江『ちんどん屋の響きー音が生み出す空間と社会的つながり』の翻訳をつとめていることも決め手になって購入。内容も面白いらしいので読むのが楽しみ。

ベンヤミン・コレクション 1 近代の意味

 https://amzn.asia/d/0QFXiBP

 言語一般および人間の言語について、複製技術時代の芸術作品、歴史の概念についての3つ目当てで購入。喫緊で読みたいというよりは、長い目で見て付き合うことになりそうな人なので買っておいた。

〈関係〉の詩学 – エドゥアール・グリッサン著,管啓次郎訳

 ベンヤミンと同じく長い付き合いになりそうな人の著作。”マルティニク。地球を流浪する魂たちの場。セゼール、ファノンから、コンフィアン、シャモワゾーまで。その中にあって誰よりも壮麗な響きを奏で続けるクレオールの星座の結節点、それがエドゥアール・グリッサンだ。もっとも小さな情景や叫びに〈世界の響き〉を聴きとり、閃光とともに炸裂するカオスの中に〈関係〉の網状組織を見抜きつつ、あらゆる支配と根づきの暴力を否定する確信と持続。グリッサンの思考がもっとも精緻に展開された、圧倒的な批評の軌跡。” 読んでみてもなんかかっこいいこと以外あまり分からない。中村隆之の入門本も持っているのでそこから手をつけるべきだろう。

生物から見た世界 – ヤコープ フォン・ユクスキュル (著), ゲオルク・クリサート (著), 日高 敏隆 (翻訳)

 広く流通している岩波文庫のほうじゃなくて思索社のほう。すでに岩波のほうは持っていたが、「第二部 意味の理論」がこれにしか載ってないという事情から購入。

ユリイカ2023年12月号 特集=長谷川白紙

https://amzn.asia/d/137cfVa

 長谷川白紙のことが気になるので購入。

ポスト人新世の芸術 – 山本浩貴

https://amzn.asia/d/j19yBh2

 この人はなんか自分の興味と気が合いそうなので気になっている。自分のブログのヒントにもなりそう。”「なにかを見たり聞いたりしたときに感じる経験」としての美意識には、動物や植物と共通の基底が存在することを近年のいくつかの研究は明らかにしている。本書は、美術史や文化研究で支配的な人間を中心に据えた視点を脱却し、人類という種を相対化した目線から芸術の歴史を捉え直す。それによってまったく新しい展望を開くことを目論んでいる。”

オスマン帝国の解体 文化世界と国民国家 – 鈴木董

https://amzn.asia/d/gzTCB6e

 現在パレスチナの地で起こっていることを理解するために、オスマン帝国の衰退まで遡ったほうがいいだろうと思い、入門書として購入。「国民国家」というキーワードが気になって選んだ。

国ってなんだろう?: あなたと考えたい「私と国」の関係 – 早尾貴紀

https://amzn.asia/d/c1E5vhZ

 パレスチナ関連の書籍に数多く関わる早尾貴紀による一冊。温泉マークは反植民地主義をやっていきたいので参考に購入。

アラブ革命の遺産 単行本 – 長沢 栄治

https://amzn.asia/d/5kpVlg4

アハマド・サーディク・サアドとヘンリ・クリエルという2人の1952年エジプト革命に積極的に関わったユダヤ教徒出身の共産主義者の生涯について、パレスチナの問題を中心にして記述するというなんとも興味をそそられる一冊。本が届いたら想像してた2倍分厚くてうれしかった。本って分厚いとうれしい。

【デュアル・アトラス】日本・世界地図帳2023-2024年版

https://amzn.asia/d/eTCvwpl

 あまりにも地理の知識がないため、欲しいものリストに入れていたところ、誕プレでいただいたもの。これで勉強する。

ブラック・アトランティック―近代性と二重意識 – ポール ギルロイ (著), 上野 俊哉 (翻訳), 鈴木 慎一郎 (翻訳), 毛利 嘉孝 (翻訳)

https://amzn.asia/d/cpWhizm

“西洋の中にありながら西洋そのものではないという〈二重意識〉として存在する近代の黒人たち—-彼ら/彼女らが行き交い続ける、間文化的でトランスナショナルな時空間である〈ブラック・アトランティック〉。
この時空間における、黒人音楽(フィスク・ジュビリー・シンガーズ、ジャズ、ジミ・ヘンドリックス、ヒップホップなど)の流通や、黒人思想家たち(フレデリック・ダグラス、W・E・B・デュボイス、リチャード・ライトら)によるヘーゲル、ニーチェ、フロイトなどの西洋批判理論との対峙の軌跡を辿り、奴隷制以降の黒人の抵抗と自立の歴史をナショナリズム的なパラダイムを超えた視点から考察する。”

 たしか、早尾貴紀の『パレスチナ/イスラエル論』で言及されてて気になったので購入。

脱植民地化:帝国・暴力・国民国家の世界史 – デイン・ケネディ (著), 長田紀之 (翻訳)

https://amzn.asia/d/4NEIiJW

誕プレでいただいた一冊。これでざっと勉強するぞ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です