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簿記を学んで資本論入門を読んでいる。みんなも読もう

簿記二級の資格を取得しました

 ずっと勉強しては試験に落ちたりしていた簿記二級の試験、3度目の挑戦でやっと合格しました。いや、大変だった…

 そして合格した喜びを表現したくて急遽YouTubeの動画を撮り↓

 その動画撮影の過程で財布から17000円盗まれる事件も起きました。↓

 

 みなさん応援の言葉ありがとうございました。本当に励みになりました。まあそんなこんなで、資格を取れたのはよかったんですが、簿記を勉強してるとこわくなるのが、

会社、なんか現金以外のやり取りしすぎじゃね!?

 いや、わかるよ!? 会社ってそうだよね! でも当たり前だけど簿記ってそういうやり取りばかりが例題に出てくる(買掛金、売掛金、約束手形、有価証券、etc…)んすよ。なんかふつうに貸し借りしすぎだしさ、それなのに会社にとりあえず莫大な資産があるとされて世の中を動かしまくってるのめっちゃこわくない? そりゃどっか大きい会社が倒産したら倒産連鎖も起きるよ。ぷよぷよだよこんなの。

マルクス自身の手による資本論入門

 そんなこんなで簿記の勉強をしたこともあり、経済のことに興味をもったわけです。そこで、マルクスの入門書として石岡さんに紹介してもらった本がこちらです。

 で、これ今読んでるんですけど、ここにもこんなことが書いてあったんですよ。

 しかし、資本主義的生産様式をもつ社会でも、蓄蔵貨幣の形成は必要です。流通のなかにある商品の量も、商品の価格も、商品の流通の速度もたえず変動にさらされていますから、そうした流通が必要とする貨幣の量も増減します。ですから、こうした増減のための貯水池が必要で、貨幣はこの貯水池に向けて排出され、また必要に応じて、貯水池からふたたび流通にやってきます。こうした、貨幣の給排水溝の最も発達した形態が銀行です。発展したブルジョア社会では、商品ー貨幣ー商品 という商品流通が、貨幣については、じかに手でつかめる形態で行なわれることが少なくなればなるほど、そうした仕組みが必要であることが明らかになってきます。生粋の小売り取引のところを無視すると、貨幣はむしろおもに、ただ計算貨幣として機能し、最終的には支払手段として機能します。買い手と売り手は、債務者と債権者になります。債務関係は証書によって確定されます。商品流通に参加して、あるときは買い、あるときは売るというさまざまの人物は、こうした証書を使って、たがいに負った債務額を相殺します〔つまり債権と債務とをプラスとマイナスとして帳消しにします〕。このようなしかたで決済が行なわれているときに〔債務不履行がつぎつぎと波及していくことによって〕生じる全面的な行き詰まりが貨幣恐慌と呼ばれるものです。だれもが現金として通用する貨幣を欲しがり、頭のなかにあるだけの貨幣〔つまり債権〕とはいっさいかかわりをもたないようにしようとする、ということによって、この貨幣恐慌が人びとに感じられるようになります。

p.44~45

 ねえこんなんさ、絶対にどっかで恐慌起きるシステムじゃん。大企業という爆弾と鎖でつながれてんじゃん。いつ爆発するかわからない爆弾から目を逸らしながら生きてんだよ、俺らは。

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